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マンションリノベーションで叶える「大人の贅沢」。ライフスタイルから逆算する間取り

2026.09.23(Wed)

落合ブログ

マンションリノベーションで叶える「大人の贅沢」。ライフスタイルから逆算する間取り

「3LDK」という型に、暮らしを合わせていないか

マンションの間取り図を見ると、多くの物件が「2LDK」「3LDK」といった型に分類されています。この表記は非常に便利な指標である一方、いつの間にか私たちの住まいへの想像力を、その型の中に閉じ込めてしまっているようにも思います。

「家族4人だから3LDK」「将来子供部屋が必要だから、とりあえず個室を作っておく」——こうした発想は、決して間違いではありません。

しかし、本当に自分たちの暮らしに必要な間取りなのかを、一度立ち止まって考えたことはあるでしょうか。

MADARAがリノベーションでまずお伝えしたいのは、「型に暮らしを合わせる」のではなく、「暮らしから間取りを逆算する」という発想の転換です。

これは単なる贅沢志向ではなく、大人になり、自分の時間の使い方や価値観がはっきりしてきた方にこそ響く考え方だと考えています。

「部屋数」ではなく「過ごし方」から設計する

間取りを考えるとき、多くの人はまず「何部屋必要か」から入ります。

しかし、MADARAが大切にしているのは、その手前にある問いです。

  • 平日の夜、家に帰ってから何をして過ごしたいか
  • 休日の朝、どこでコーヒーを飲みたいか
  • 誰かを家に招いたとき、どんな時間を一緒に過ごしたいか
  • 一人になりたいとき、どこにいれば心が落ち着くか

こうした「過ごし方」の解像度を上げていくと、実は「部屋数」よりも「その場所でどんな時間を過ごせるか」の方が、暮らしの満足度を決めていることに気づきます。使われない客間が一部屋あるより、毎晩腰を落ち着けて本を読める一角があるほうが、日々の暮らしはずっと豊かになります。

MADARAでは、リノベーションの最初の打ち合わせで、間取りの希望を伺う前に、「どんな時間の過ごし方をしたいか」を丁寧にヒアリングします。

そこから逆算して初めて、本当に必要な部屋、必要な広さ、必要な設えが見えてくるのです。

「大人の贅沢」は、部屋を増やすことではなく引くことにある

高級路線のリノベーションというと、部屋数を増やす、設備をグレードアップする、といった「足し算」のイメージを持たれることが多いかもしれません。

しかし、MADARAが考える大人の贅沢は、むしろ「引き算」から生まれます。

  • 使う予定のない客間をなくし、その分リビングと寝室の一室あたりの面積を広げる
  • 形式的な「和室」をなくし、代わりに趣味のための書斎や、静かに過ごすための小さな図書室のような空間をつくる
  • ダイニングとリビングの境界を曖昧にし、来客時にも一体感のある大きな一室として使えるようにする
  • あえてバスルームを主寝室と一体化させ、ホテルライクな朝の時間を演出する

こうした発想は、家族構成やライフステージが定まってきた大人だからこそ選べる贅沢です。「とりあえず部屋を用意しておく」段階を越え、「本当に自分たちが使う場所だけを、質高くつくる」という選択ができることこそが、リノベーションならではの豊かさだと考えています。

ライフスタイル別に見る、間取りの逆算例

  • 在宅で仕事をする時間が長い方:リビングの一角ではなく、独立した書斎を主寝室と同格の一室として確保し、オン・オフの切り替えができる設え
  • お酒や食を楽しむことが好きな方:ダイニングキッチンをホームバーのようにしつらえ、来客時にはリビング全体を一つの「もてなしの舞台」として使えるレイアウト
  • 趣味の道具やコレクションを大切にする方:一般的な収納ではなく、見せる収納・飾る棚としての造作を組み込み、日常の中でそれらを眺めて過ごせる動線
  • 一人の時間を大切にしたい方:家族の気配を感じながらも、視線が完全には交わらない「半個室」的な一角を余白としてつくる

いずれの例にも共通しているのは、「型」から間取りを決めていないという点です。ライフスタイルというオーダーメイドの前提があって、初めて間取りが決まる——これが、MADARAの考えるリノベーションの出発点です。

既存の建物を「見立てる」ことで、逆算はより豊かになる

ライフスタイルからの逆算は、何もない更地に自由に線を引く新築とは異なり、既存のマンションという「骨格」の中で行うことになります。

柱や梁、配管の位置といった制約は、一見すると自由な発想を妨げるもののように思えるかもしれません。

しかし、MADARAが大切にしている「見立て」の思想では、こうした制約こそが、既製品にはない個性を生むきっかけになります。柱の位置を活かして書斎の背もたれのような役割を持たせる、梁の高さの違いを利用して空間にリズムを与える——既存の骨格を読み解き、そこにライフスタイルを重ね合わせることで、既製の間取りでは決して生まれない、その人だけの住まいが完成します。

「大人の贅沢」とは、無限の予算と自由な設計から生まれるものではなく、限られた条件の中で、自分の暮らしに本当に必要なものだけを見極める知性から生まれるのだと、私たちは考えています。


こんなエリアでのご相談をお受けしています

横浜市中区・西区・みなとみらいエリアのマンション、都内のタワーマンションで、「今の住まいを、もっと質の高い空間にしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。間取りや面積の制約がある中でも、照明計画と余白のデザインによって、空間の印象を大きく変えるご提案が可能です。

もちろん、上記エリア以外のマンション・戸建てのリノベーションについても、幅広くご相談いただけます。エリアを問わず、まずはお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いているのは、横浜を拠点に、東京・神奈川・横浜でリノベーション設計施工、全国でリノベーション設計を手がける株式会社MADARAです。住宅やオフィス・店舗、収益不動産・宿泊施設まで、空間ブランディングの視点で設計しています。

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